MIDI CLUB (WEST) 「article＠東日本大震災」

東日本大震災に関する資料の作成

今回の震災に関する資料を作成しました。
混乱が続く今の日本に必要なのは「的確な情報」ではないかと私は考えています。
この情報が少しでも皆様の今後の判断材料になれば幸いです。
随時可能な限り情報をまとめ掲載していく予定です。

災害・被災・天災・人災
これらの経験を教訓として未来に繋げていける事を願っています。

■主な出来事

2011/3/11	14:46	東北地方太平洋沖地震	Mw9.0（巨大地震）
	14:46	原子力安全・保安院に災害対策本部設置	原子力安全委員会
	15:15	余震（最大震度 6弱）	Mw7.4
	19:03	福島第一原発緊急事態宣言	政府
	20:50	福島第一原発半径2km圏内に避難指示	政府
	21:50	福島第一原発半径3km圏内に避難指示	政府
	21:50	福島第一原発半径10km圏内に屋内退避指示	政府
3/12	03:59	新潟県中越地方で地震（最大震度 6弱）	Mw6.6
	04:32	新潟県中越地方で地震（最大震度 6弱）	Mw5.8
	05:42	新潟県中越地方で地震（最大震度 6弱）	Mw5.3
	05:44	福島第一原発半径10km圏内に避難指示	政府
	07:45	福島第二原発半径3km圏内に避難指示	政府
	07:45	中村幸一郎審議官「炉心溶融が進んでいる可能性」	政府
	-	中村幸一郎審議官を更迭	政府
	17:12	SPEEDIによる放射能影響予測図が首相官邸に送信	政府
	-	首相官邸に送信された放射能影響予測図が確認せず	政府
	17:39	福島第二原発半径3km圏内に避難指示	政府
	17:39	福島第二原発半径3km圏内に避難指示	政府
	18:25	福島第一原発避難指示が半径20km圏内に拡大	政府
	-	米国から専門家と減速材が横田に到着（横田基地にて保留措置）	海外
3/14	-	東京電力による計画停電（輪番停電）	東京電力
	11:01	福島第一原発三号機水素爆発	福島第一原発
	06:00	福島第一原発四号機爆発火災発生	福島第一原発
3/15	06:43	福島第一原発二号機メルトダウン（炉心溶融）	福島第一原発
	22:28	余震（最大震度 6強）	Mw6.2
	22:31	静岡県東部で地震（最大震度 6強）	Mw6.0
3/16	23:50	福島第一原発三号機メルトダウン（炉心溶融）	福島第一原発
	-	ルース駐米大使放水の必要を通告	福島第一原発
3/17	-	枝野幸男官房長官初の福島県内訪問	政府
	未明	原発から半径80Kmの在日米国民に退避勧告	海外
	9:48	福島第一原発放水を実施	福島第一原発
3/18	00：50	東京消防庁ハイパーレスキュー隊派遣要請	政府
	03：20	東京消防庁から特殊災害対策車等30隊139人が出場	東京都
	-	厚生労働省 WHOの30倍である暫定規制値を各自治体に通達	政府
4/1	-	今震災名称を「東日本大震災」発表	政府
	-	台湾・震災義援金100億円突破支援桁外れ親日ぶり示す	海外
4/5	-	年間被爆限度量を1mSvから20mSvに引上げ	原子力安全委員会
4/6	-	原発推進学者が次々懺悔「国民に深く陳謝する」	原子力安全委員会
	-	東京電力webサイト「発電実績データ」記事削除	東京電力
4/7	23:32	余震（最大震度 6強）	Mw7.4
4/10	-	東京・高円寺で反原発デモ 15,000人が参加	市民
	-	浜岡原発反対デモ東京芝公園で2500人が参加	市民
4/11	17:16	余震（最大震度 6弱）	Mw7.1
4/12	-	福島第一原発の事故「レベル７」に引上げ発表	原子力安全委員会
	14:07	余震（最大震度 6弱）	Mw6.3
4/16	-	原発推進学者が次々懺悔「国民に深く陳謝する」	原子力安全委員会
4/19	-	東京電力webサイト「最大級の津波を想定」記事削除（参照）	東京電力
	-	高知県降下物から放射性物質セシウム137検出	福島第一原発
4/20	22:00	福島第一原発の半径20km圏内を警戒区域に	政府
	-	鳩山由紀夫前首相菅直人首相約1時間半にわたり会談	政府
	-	韓国の義捐金20%を被災地に 70%を独島守護活動に	海外
4/21	-	菅首相福島県の佐藤雄平知事と会談	政府
	-	菅首相福島県田村市の市総合体育館を訪問	政府
4/25	-	放射性物質の拡散状況（SPEEDI）部分的に公開開始	原子力安全委員会
4/27	-	ハワイの牛乳からストロンチウム検出	海外・放射能
5/6	-	タイ議会解散し来月総選挙へ	海外
	-	菅首相が中部電力に浜岡原発全面停止要請	政府
5/9	-	竹島反発で募金送らず　韓国・楊州市	海外
5/11	-	神奈川県足柄茶から暫定基準値を上回る放射性セシウム検出	福島第一原発
5/12	-	福島第一原発1号機核燃料棒が完全に露出したことが判明	福島第一原発
5/13	-	福島第一原発1号機メルトダウン発表底部の穴から漏水	福島第一原発
	-	枝野幸男官房長官メルトダウンに「周辺住民への影響はない」	政府
5/14	9:33	原発作業員が体調不良病院で死亡	福島第一原発
5/19	-	厚生労働委員会で海外からの放射線線量計の行方が判明	政府
5/20	-	米エネルギー省東京から仙台区間の放射線測定結果を発表	海外
5/22	-	各国から支援されたガイガーカウンター40000個近くが行方不明	政府
	-	原発事故IAEA報告で緘口令（かんこうれい）「ノーコメント」で対応	政府
5/25	-	東電メルトダウンに続きメルトスルーが起きた可能性も認める	福島第一原発
	-	福島産のキャベツやホウレンソウ出荷停止解除	政府
	-	経済開発協力機構(OECD)で太陽光パネル設置1000万戸宣言	政府
5/28	-	東電地震直後の未公開値発表3000μSv超の高線量も	東京電力
7/3	-	松本龍復興相が宮城県知事恫喝	政府
7/5	-	松本龍復興相が就任9日目で辞任	政府
7/9	-	福島・南相馬産牛から規制値以上のセシウム検出	政府
7/14	-	菅直人首相ら業務上過失傷害容疑で告発	政府
7/18	-	セシウム汚染牛411頭出荷と発表（暫定規制値の約523倍）	政府・放射能
	-	セシウム汚染牛648頭出荷と発表（暫定規制値の約523倍）	政府・放射能
7/19	-	セシウム汚染牛出荷制限を正式に指示	政府・放射能
7/22	-	被曝安全説を触れ回った東電社員・学者ら告発	政府・東京電力
8/26	-	経産省「プルトニウム飛散」公表	政府・放射能
9/14	-	米サンオノフレ原発の原子炉２基が緊急停止	海外
9/14	-	農水省「ヒマワリの効果は期待できず」	政府・放射能
10/7	-	東京・多摩地区で高濃度セシウムチェルノブイリ基準上回る	放射能
10/12	-	日本の食品基準ベラルーシ専門家が批判	放射能
10/12	-	横浜でストロンチウム検出 100キロ圏外では初	放射能
10/12	-	東京世田谷区で1時間あたり2.7μSv超の放射線量	放射能
10/13	-	東京世田谷区の放射線量事案、「夜光塗料」と判明	放射能
10/14	-	福島第一原発一号機の建屋カバー設置作業終了	福島第一原発
10/19	-	日韓通貨スワップ約5.4兆円に拡充	政府
10/31	-	福島第一原発二号機で水素濃度上昇	福島第一原発
11/2	-	福島第一原発二号機で核分裂反応の可能性	福島第一原発
11/3	-	東京電力巡り株主代表訴訟	東京電力
11/8	-	原子力安全庁のサイト作成に1億4000万円（細野豪志）	政府
	-	衛星電話に1台346,000の予算（平岡秀夫）	政府
11/15	-	吉田昌郎前原発所長が入院	東京電力
11/23	-	福島県二本松市産の乾しいたけが4900Bq（暫定基準値 500Bq）	放射能
	-	福島県棚倉町産の乾しいたけが1000Bq（暫定基準値 500Bq）	放射能
11/30	-	食品中の放射性物質の検査結果について(第260報)	政府・放射能
12/1	-	長島和幸選手が9月に急性骨髄性白血病と発表	放射能
	-	茨城八千代産の野菜が巨大化（事故前からも同現象あり）	放射能
	-	1号機「燃料85%超落下」解析結果発表	福島第一原発
12/16	-	政府「福島原発冷温停止状態」宣言	政府
	-	現場作業員、首相の「冷温停止」虚偽発言に憤り	政府
	-	保安院海への汚染水緊急事態を理由にゼロ扱い	政府・放射能
17	-	保安院、専門家らが「冷温停止」の定義に疑問の声	政府
17	-	政府の曖昧な冷温停止宣言」に疑問の声	政府
18	-	ストロンチウム 462兆ベクレルが海に流出（試算）	放射能
2012/1/1	14:28	鳥島近海でM7.0の地震	Mw7.0
	-	地震の影響で4号機の冷却プール配管破損空焚き状態の可能性	福島第一原発
	-	セシウム降下物数値が上昇	放射能
7	-	文科省、土日祝日の放射線量公表を中止	政府
	-	福島第一原発周辺の放射線量が過去最大値を更新	福島第一原発

■作成資料
	・地震について -Earthquake-
	・放射性物質について -Radionuclide-
	・原子力発電所関連資料 -Nuclear power plant-
	・人々

■参照資料（転載等）
	・インタビュー「原発事故の危険性について」小出裕章助教（京大原子炉実験所）
	・インタビュー「僕と核スターングラス博士インタビュー」
	・東京電力プレス用画像ページ（英語）
	・東京電力削除されたの記事（保管）

■参照資料（転載等）　信憑性に特に確認が必要
	・首相官邸災害対策・専門家グループからのコメント　「放射線の規制値と実際の健康への影響」
	・首相官邸災害対策・専門家グループからのコメント　「どうして同心円？」
	・首相官邸災害対策・専門家グループからのコメント　「チェルノブイリ事故との比較」
	・首相官邸災害対策・専門家グループからのコメント　「｢被ばく｣と｢汚染｣、｢外部｣と｢内部｣」
	・首相官邸災害対策・専門家グループからのコメント　「国際放射線防護委員会（ICRP）の防護体系」
	・首相官邸災害対策・専門家グループからのコメント　「祖父母の幸せ－－放射性物質のもう一つの顔」
	・首相官邸災害対策・専門家グループからのコメント　「UNSCEARの年次会合、来週開催」
	・首相官邸災害対策・専門家グループからのコメント　「放射線の健康への影響は積算線量が決める」
	・首相官邸災害対策・専門家グループからのコメント　「その線量、どのくらいの高さで測定しましたか」
	・平井憲夫「原発がどんなものか知ってほしい」

■参照資料（外部リンク）
	・避難所情報（Google）
	・自動車・通行実績情報マップ（Google）
	・鉄道遅延情報（Google）
	・消息情報（被災者）
	・消息情報（動物消息情報）
	・全国の放射能濃度一覧
	・原子力安全・保安院緊急時情報ページ（経済産業省）
	・ドイツ気象庁放射能拡散シミュレーション
	・ノルウェー気象研究所放射能拡散シミュレーション
	・全国環境放射線モニタリング（放射線・原子力教育関係者有志）

今回の教訓・危機

・木を見て森を見ず
　　（小さいことに心を奪われ全体を見通さない）
　　（右派だ左派だとレッテルを貼りをする行為）
　　（安全派だ危険派だとレッテルを貼りをする行為）
・「～の方が～」という例えを出す場合、「何か」から目を逸らしたい現実が存在する可能性がある
　　ex) セシウム137よりも喫煙の方が癌になりやすい
・石橋を叩いて渡る（安全確認を怠る事により損失を被る）
・歴史は繰り返す（過去の教訓は生かされず同じ過ちを繰り返す）
・驕れる者久しからず（平家物語）
・活動的な馬鹿より恐ろしいものはない（Johann Wolfgang von Goethe）
・茹でガエル現象（Granville Stanley Hall）

・国会等で発言されている内容と報道されている内容に作為的な差異の可能性
・ネット上で削除された記事には「意味」がある
・議員は法律違反を犯しても見過ごされる可能性がある
・代案を用意せず批判をすることは建設的な議論が期待できない
・自分の立場（所属）を堂々と示せない人間は信用するに足らない
・「嘘も百回言えば真実となる」を実行している関係者が多く存在する
・「平和」という言葉を免罪符として利用してはならない
・非常時こそ相手の本質を見極める最大の好機（現在の政党に顕著に見られる）
・科学の世界で「科学的に認められない」言葉は「分からない」という意味を持つ

繋がっている

世界は、地球は、繋がっている。
そこに暮らすあらゆる生物は細胞の様に繋がっている。
一部にそれらの細胞を破壊する「ウイルス」の様な存在がある。

その「ウイルス」が破壊的な活動を始めた時、その先にある症状が姿を現してくる。
その症状が我々細胞にとって不利益を被るものであれば次は「免疫細胞」が現れるだろう。

事態収拾

今最も重要な事とは「人々が穏やかな日常を取り戻す」事であり、
現在の異常事態収拾こそが最も優先事項である事と私は考えます。

多くの人々がこの異常事態の収拾に従事しています。
一日でも早く「日常」を取り戻す為に。

現場に行けない人は現地での被災者と作業者を応援し、
遠くから「せめて何かの足しになれば」と生活費の一部を寄付し、
必要と思われる物資を可能な範囲で提供し、
被災地の産業復興を願い被災地産製品の消費を心がける。
（但し、安全基準の緩和等は特例であれど認めない）

しかし、その反面、
この一大事に困窮者を省みず己が利益を優先する人達に私は心を痛めています。
己の能力・立場を理解せず、大言壮語を繰り返す人達に私は心を痛めています。
真実を伝えない、または真実を伝えようとしない報道関係者に私は心を痛めています。

日本

2011年3月11日14時46分北陸地方に発生した東日本大震災は歴史的な大惨事となりました。
震災は多くの被災者を生み、原子力発電所問題に至っては今もなお深刻な事態を生み出しています。

それでも必ず日本は復興します。
この大惨事を教訓にしっかりと前を見据えてさえいれば、
一人ひとりが自分に出来る事を虎視眈々と進めていけば、

今やるべき事が見出せない場合は成すべき事を判るまで休んでいれば良い。